冬になると、空き家で心配になるのは雪の問題です。雪深い地域はもちろん、最近では関東地方などあまり雪に馴染みのない地域でも大雪が降ることが珍しくなくなりました。雪の重みで建物が倒壊しないように防備すること、そして人への危害が起きてしまわないよう、落雪や倒木等には注意しなければなりません。
積雪は時間が経つにつれ、重みも増してくるので、早めの雪下ろしを行う必要があります。
少ない量の雪でも、その処理は必要です。通常、道路の雪かきは地域住民の方たちが協力して行っていますが、空き家の場合は雪かきする人がいないため、空き家の前はいつまで経っても雪が残っている状態の場合も多いのです。いつまでも雪が残っている迷惑な空き家にならないよう、雪の処理は業者に依頼するか、近隣住民の方に事前にお願いしておくようにしましょう。当センターでも、空き家所有者の方からの除雪に関するご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
適切な除雪ができておらず、近隣に危険を及ぼしてしまう恐れがある空き家は、市町村によって「特定空家」に指定されてしまう可能性があります。国土交通省が示したガイドラインによると、「屋根の雪止めの破損など不適切な管理により、空き家からの落雪が発生し、歩行者等の通行を妨げている。」ことが特定空家の指定例となっています。
雪庇の除去や排雪、水抜きなど雪に関するご相談、また、シーズン契約による雪下ろしや除雪と排雪についてのご相談も承っております。
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