<お悩み解決事例>
借地権のある空き家を解体しかけてしまった
- ご相談者様のお悩み内容
借地に建っている実家を相続されましたが、建物が古く管理もできないため地主さんに借地を返したいと相談したところ、地主さんからは解体して更地にして返して欲しいと言われたそうです。解体するまでの管理と、解体のお見積りが欲しいと当センターにご相談いただきました。
ご相談者 |
男性(60代、東京都渋谷区) |
空き家の経緯 |
施設入所 |
空き家の期間 |
8年 |
解決前の空き家の状態
- 庭木が成長して家は隠れていた
- 空き家状態が続いていたため、庭木は大きく成長し敷地内がよく見えない状態でした。実家はツタに覆われてしまっており、小型家電や古タイヤなどの不法投棄もありました。
解決に至るまでの状況/解決方法
- 地主と交渉し借地権を売却
- 借地は権利であり売却が可能であるとのことをお伝えし、地主と交渉をすることをご提案しました。借地契約は契約書が無かったため、改めて地主と借地契約を締結し、その中には借地期間、借地料、更新料、建替承諾料、名義変更料などを明記しました。契約内容が明確になった上で借地の売却活動をし、個人の不動産投資家がアパート建築のために購入することになりました。購入者により空き家は解体され、アパート建築がこれから始まります。
ご相談者さまの声
- 借地権が売れるとは知らなかった
- 両親が地主から土地を借りて実家を建てていたため、てっきり返す時は解体して返さないといけないと思っていました。それを上田さんから借地権は売却できる、しかも解体は買主でしてくれると聞いたときは驚きました。地主との条件交渉も紹介していただいた不動産会社の方がしてくれたので助かりました。何から何までありがとうございました。
担当者の一言
上田真一
借地権は建物を解体してしまうと権利が無くなってしまうことが多く、今回ももし建物を解体していたら権利が無くなってしまっていました。地主さんとの交渉も比較的スムーズに行うことができて良かったです。
※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。
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