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＜お悩み解決事例＞今後住む予定のない弟の家、管理が大変

ご相談者様のお悩み内容

高齢になり管理を行うのが大変

ご相談者	男性（70代、埼玉県所沢市）
空き家の経緯	相続
空き家の期間	1年間

空き家の活用	売却
空き家管理サービスを利用しましたか	はい（しっかり管理サービス）

解決前の空き家の状態

必要に応じてリフォームも行っており、築年数を感じさせない建物: ご相談者さまは70歳台で板橋区在住。弟さまが亡くなり、埼玉県所沢市にある築42年のご自宅を相続しました。相続したものの、どうしようか所沢市役所に相談たところ、当センターをご紹介いただきました。
建物は、元々きれいにお使いで、必要に応じてリフォームも行っていたようですので、実際見ると築年数を感じさせないご自宅でした。

解決に至るまでの状況/解決方法

「しっかり管理」サービスを行いながら、リフォーム会社に売却: ご相談者さまは、都内にご自宅があるため、相続した埼玉県所沢市の自宅には将来的に住む予定はありませんでした。
また、通気/換気、室内の掃除やお庭のお手入れなど、定期的にメンテナンスするのも大変だということでしたので、当センターが提供する「しっかり管理サービス」をご利用いただきながら、当センターの提携不動産会社が弟さまのお家の売却活動を行いました。

空き家となった弟さまのご自宅を毎月「しっかり管理」でお掃除や点検を行ったり、ご近所さまにご挨拶させていただく機会もあるため、隣地の方とも仲良くなりました。
そこで、不動産会社とともに隣地の方に安くご購入いただけないかとご相談しましたが、購入の意思はない、とのことでした。そこで、不動産会社は一般の販売に切り替え、最終的に、リフォーム会社さまに購入していただきました。リフォーム会社は、今風の間取りにリノベーションをし、賃貸として出す予定のようです。

お悩み解決前

生活していた時に使用していたものがまだ残っていました

少しだけものが残ってしまっていました

お悩み解決後

物を片付けすっきりしました

残置物があるよりも何もない状態の方が販売する際はしやすくなります

ご相談者さまの声

相場も分からず不安。根気強く丁寧に対応してくれ感謝: もう少し高く売れたのではないか、と疑問に思ったり、相場も分からず何をどうしたら良いか分かりませんでしたが、不動産会社の方と、空家・空地管理センターの城間さんが根気強く丁寧に説明し、売却できるように道筋を立ててくださりました。また、瑕疵担保責任（※）も無く、私も高齢なため、早めに売れたら良い、と思っていたので、早く売却していただけ満足しています。

※瑕疵担保責任とは？
売買を行う時に、瑕疵があったとしても原則として売主に瑕疵担保責任の請求をすることはできない、ということ。

担当者の一言

城間　一弘城間　一弘

ご相談者さまに対し極小土地の説明に苦労しました。
土地売買では容積率80%の地域で、隣地の方が購入していただかないと、他のお客には販売しづらい覚悟でした。
築42年の建物ですが、実際見ると築年数を感じさせないご自宅でした。隣地の方にお話を伺うと前所有者は綺麗にお住まいで、何度かリフォームしていた様子でした。そのため、私は解体せず、相場より少し安めの価格を提案しました。

また、弟さまが購入された時の販売チラシが見つかり、「17年前に、中古でこの家を購入したときは、こんなに高値で販売されていたのか」と、ビックリされていました。
ご相談者さまも高値の時期に現在お住まいのマンションを購入した経験から、今はそういうものなのかと半分納得されたご様子でした。

不動産相場は道路・都市計画・地形・間取・地域等、複合し価格が決まってくるので、そのような不動産の知識があまりないご相談者さまに説明することに苦労しました。
今回はご相談者さまのご主人さまが知識のある方で奥様（姉）に助言をしていただけたりし大変助かりました。

※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。