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<お悩み解決事例> 成年後見人制度を利用した空き家の活用

成年後見人制度を利用した空き家の活用
ご相談者様のお悩み内容

息子さんは実家である空き家の管理を1~2ケ月に1回、現地へ行って管理をしていましたが、管理ができていないと近隣の方からは何度も苦情をいただいてしまっていたそうです。管理が難しいため売却を一時は検討しましたが、所有者である母親が認知症になっていため、相談をした不動産会社からは「所有者が認知症だと売却はできない」と言われてしまったそうです。そのため、空き家管理代行サービスを利用したいとご相談いただきました。

ご相談者 男性(50代、東京都中野区)
空き家の経緯 施設入所
空き家の期間 6年間
空き家の活用 売却 
空き家管理サービスを
利用しましたか
はい(しっかり管理サービス)

解決前の空き家の状態

空き家はきちんと管理されていた
空き家は定期的に現地へ行って管理されていたため、草は多少伸びていたものの、目だった問題はありませんでした。

解決に至るまでの状況/解決方法

成年後見人を立てて実家を売却
空き家管理をさせていただく中で、お母様の預金が少なくなってきており、実家である空き家を売却して老人ホームの費用などに活用できないかとご相談いただきました。そこで、当センターから連携する司法書士をご紹介し、息子さんを成年後見人とする申立てを家庭裁判所に対して行いました。その上で、家庭裁判所に実家である空き家を売却するための許可をいただき、無事に売却することができました。

お悩み解決前

立木も剪定されてキレイな状態でした 立木も剪定されてキレイな状態でした

ご相談者さまの声

母の生活費の確保ができた
実家の売却ができなければ母の施設費用などを払えなくなってしまう可能性がありました。不動産屋に売れないと言われていたので、売却できないものだと思っていました。相談して良かったです。これでしばらくは母の生活費が確保できました。ありがとうございました。

担当者の一言

上田真一上田真一

成年後見はどのようなケースでも売却ができるわけではありません。ただ、今回のケースのように生活資金が少なくなってきている場合は売却が可能なケースもあります。売却ができ、当面の資金確保ができたのはもちろん、息子さんが管理で非常に苦労されていたため、ご希望通り売却ができて良かったです。所有者が認知症になってしまっていても、諦めずにご相談いただければと思います。

※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。

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