息子さんは実家である空き家の管理を1~2ケ月に1回、現地へ行って管理をしていましたが、管理ができていないと近隣の方からは何度も苦情をいただいてしまっていたそうです。管理が難しいため売却を一時は検討しましたが、所有者である母親が認知症になっていため、相談をした不動産会社からは「所有者が認知症だと売却はできない」と言われてしまったそうです。そのため、空き家管理代行サービスを利用したいとご相談いただきました。
ご相談者 | 男性(50代、東京都中野区) |
---|---|
空き家の経緯 | 施設入所 |
空き家の期間 | 6年間 |
空き家の活用 | 売却 |
---|---|
空き家管理サービスを 利用しましたか |
はい(しっかり管理サービス) |
立木も剪定されてキレイな状態でした |
上田真一
成年後見はどのようなケースでも売却ができるわけではありません。ただ、今回のケースのように生活資金が少なくなってきている場合は売却が可能なケースもあります。売却ができ、当面の資金確保ができたのはもちろん、息子さんが管理で非常に苦労されていたため、ご希望通り売却ができて良かったです。所有者が認知症になってしまっていても、諦めずにご相談いただければと思います。
※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。