<お悩み解決事例>
所有者6名の意見がまとまらず活用できない
- ご相談者様のお悩み内容
- 所有者6名の意見がまとまらず活用できない。更にバブル時より価格が大きく下がってしまった
ご相談者 |
男性(60代、埼玉県狭山市) |
空き家の経緯 |
相続 |
空き家の期間 |
およそ20年間 |
解決前の空き家の状態
- 広い庭は林のように木々が生い茂り、屋根は抜け落ち、外壁は崩れ、10年以上も放置された大きな老朽化した空き家
- 敷地600坪もある大きな空き家は10年以上も放置されていたため、最初に訪問した時は林のように木々が生い茂っていました。草をかき分け入っていくと、そこには老朽化し、崩壊しかけた空き家がありました。屋根は抜け落ち、外壁は崩れ、家の中はもう人が住める状態ではありませんでした。誰かがそこでたき火をしたのか、家の脇には焼け焦げた跡もありました。
解決に至るまでの状況/解決方法
- 提携する不動産会社と相談し売却のご提案。価格調整に数か月。「この問題を子供たち世代に残すわけにはいかない」と粘り強く説得
- 所有者は合計で6名、それぞれの意見がまとまらず活用ができていないとのことでした。ただ、時間の経過とともに不動産の価値は下がり続け、バブル当時は数億円で購入したいという人もいたそうですが、現在の価値では数千万円と10分の1程度まで下がってしまっていました。
所有者の中に利用したい人もいなかったため、提携する不動産会社とも相談し、売却のご提案をしました。全員から売却の同意を得ることはできましたが、価格面で交渉をまとめるのに時間がかかってしまいました。不動産会社の方が調整すること数か月、最終的には「この問題を子供たち世代に残すわけにはいかない」と、全員に売却で同意を得ることができました。
お悩み解決前
鬱蒼(うっそう)とした林を抜けた先には日本家屋がありました |
|
お悩み解決後
大きな家だったため解体作業も時間がかかりました |
解体して綺麗に造成された土地。分割して売却されました。 |
ご相談者さまの声
- 何十年も兄弟たちで争ってしまった。時間を戻せないが、何より解決できて良かった
- 何十年も兄弟たちで争ってしまった。もう時間を戻すことはできませんが、何より解決することができた良かった。ありがとうございました。
担当者の一言
上田真一
非常に大きい上に老朽化がかなり進んだ空き家でした。解体して売却するのが最も合理的な活用方法ですが、やはり思い出の詰まった実家ということもあり、調整には時間がかかってしまいました。ただ、最後に「やっと終わった」と皆さんが笑顔になっていただけたので本当に嬉しかったです。
※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。
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