調査を行ったところ借地権はいわゆる旧法借地権となっており、実は土地(底地権)よりも価値が高いことをご説明しました。また、建物を解体して更地にしてしまうと借地権が無くなってしまうこともあわせてお伝えし、遺品整理後は建物を解体せず借地権の売却を目指すことになりました。
連棟住宅の一棟であるご実家が、お父様の入院をきっかけに、約10年間空き家の状態に。屋根瓦は割れ、雨漏りも酷かったために、床板は湿気で腐り、沈んでしまっておりました。外から見ても一目で空き家と分かる状況。家の中も荷物で溢れかえり、まさにゴミ屋敷といった有様でした。お父様はその後老人ホームに入居されて家に戻る予定がなく、ご本人も遠方にお住まいだったため、何とか処分(売却)をお願いしたいと息子様からご依頼を受けました。
同市内に住み替えをされ、その後約10年間空き家の状態。室内は当時の荷物がそのまま残っておりご自身での片付けもままならない状況でした。お庭にも荷物があり野良猫が住みつき糞害などがありご近所へもご迷惑をかけている状態でした。
お兄様と妹様で埼玉県鴻巣市にあるご実家を相続。既に分筆登記をされていて、お兄様は約92坪、妹様は約80坪とそれぞれに広大な土地を所有されていました。後々売却する予定ではあったものの、お兄様は海外勤務で妹様も神奈川県在住だったため、少しずつ私物の整理などをしているうちに、約8年もの月日が経過してしまったそうです。初めて現地を訪れた際には、閑散として誰の目からみてもすぐに空き家と分かる状態でした。
空き家。お母様が、長くおひとりで暮らしていらっしゃった実家を姉・弟のお二人で相続なさいました。お二人にとって思い出深い実家。しばらくはご自身たちでお掃除や風通しをしていらっしゃったのですが、お姉さまが腰を痛めて以来管理がままならず、ご相談を承りました。
11年前に、ご相談者は独身だった弟さまの自宅を相続。ご相談者はご自身の自宅があり、相続した弟さまのお家に住む予定もなかっため、掃除や建物の管理を行っていませんでした。弟さまがご自身で作られた一部コンクリートブロックや地下室があり、室内は、脚立やバケツ、自転車までもが散乱しており、人が住めるような状態ではありませんでした。ご相談者は息子さまに、空き家の問題を残したくない、という思いで5年前に「売却」をする決断をし、別の不動産会社さんに相談しましたが、金額の折り合いがつかず、そのままどうしようかと途方にくれていたようです。
ご相談者さまは、東京都世田谷区在住。埼玉県所沢市の実家を相続し、実家は空き家となっていました。他のご兄弟は相続放棄、相談者さまは10代から家を出ており、ずっと実家には帰っていなかったようです。 相談者さまは、既に都内で生活しているため、将来的に所沢市の実家に戻る予定はなく、空き家となっている実家をどうしようか、と悩んでいたところ、市役所から手紙が届き、道路に竹が伸び垂れ下がっているので対処してほしい、と近隣からのクレームがあったという内容でした。また、家の中は、靴のままでしか入れないようなゴミ屋敷状態で、市役所で見かけた当センターのパンフレットを見て、お電話でご相談を頂きました。
長期間放置されており、シャッターは車がぶつかったのかベッコリとへこんでいたり、窓ガラスが割れたまま放置されていたりと、まさに廃屋といった佇まいでした。建物自体も若干傾いており、その家の2F部分の雨樋と隣の建物の雨樋が接触しているような危険な状態でした。
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