一緒に現地を拝見すると庭の木は大きく枝を張っており、一部は隣家や道路へはみ出している状況でした。また、家の中はまだほとんど整理がされておらず、かなりの物が残っている状態でした。
空き家は定期的に現地へ行って管理されていたため、草は多少伸びていたものの、目だった問題はありませんでした。
息子さまが相続されましたが、この家で幼少期を過ごし、思い出が詰まっていて、売る気にはなれない、とおっしゃっておりました。 ただ、管理の手間がかかり、月1回、片道2時間かけて管理を行っているご様子でしたが、いつまで続ければよいかと不安を抱かれていました。 ご相談いただいた時は夏で、草木の成長が早い時期でもあり、実際に空き家となったご実家を拝見させて頂いたときは、草木が生え放題。 家の前の道路に、木が越境、お隣のおうちにも雑草が越境している状態でした。 建物は戦前に建築されたようで、かなり趣のある立派な建物でしたが、老朽化が進んでおり、そのまま人に貸すことは難しいということで、当センターにご相談をいただきました。
築38年になる空き家に関するご相談に来られたのは、高齢になる所有者様の義理の娘さんでした。 現在の空き家に元々お住まいになられていたお義母様は、数年前から高齢者施設に入所しており、住んでいた家は庭の草木が伸び障子は破れたまま。 室内には生活していた当時の荷物がほぼそのまま残されており、これでは近隣にお住まいの皆様もきっと不安に思われているだろうという感じの佇まいでした。
お兄様と妹様で埼玉県鴻巣市にあるご実家を相続。既に分筆登記をされていて、お兄様は約92坪、妹様は約80坪とそれぞれに広大な土地を所有されていました。後々売却する予定ではあったものの、お兄様は海外勤務で妹様も神奈川県在住だったため、少しずつ私物の整理などをしているうちに、約8年もの月日が経過してしまったそうです。初めて現地を訪れた際には、閑散として誰の目からみてもすぐに空き家と分かる状態でした。
お母様が施設に入所されてから約2年程、ご実家が空き家の状態でした。 室内はお母様が住んでいらっしゃた当時のままで、荷物も多く、ご相談者様もどこから手を付けていいのか分からず、庭の木も道路にせり出してしまい、ご近所の方へご迷惑をかけている状態でした。ご相談者様のご自宅からご実家までは車で約3時間程かかる為、なかなか実家に通って、誰も住んでいない実家を適切に管理することができませんでした。又、駐車場はなく、前面道路が狭く駐車も出来ない為、片付けもままならない状態でした。 度々ご近所の方からもお電話が入るのですがなかなか対応ができず、火事や地震などで取り返しの付かない事になったら大変だと認識されていたため、大変ストレスを抱えこんでいらっしゃいました。
お母様が病気で亡くなられてから、東京都東村山市にある実家をお二人の息子様が相続。それぞれに持ち家があったため、そのまま空き家の状態になりました。お二人とも将来的に住む予定もないため売却したいと考えておりましたが、大量の生活用品や家具が手つかずのまま残っており、遺品整理や片付けに時間のかかる状態でした。
空き家。お母様が、長くおひとりで暮らしていらっしゃった実家を姉・弟のお二人で相続なさいました。お二人にとって思い出深い実家。しばらくはご自身たちでお掃除や風通しをしていらっしゃったのですが、お姉さまが腰を痛めて以来管理がままならず、ご相談を承りました。
ご相談者さまは70歳台で板橋区在住。弟さまが亡くなり、埼玉県所沢市にある築42年のご自宅を相続しました。相続したものの、どうしようか所沢市役所に相談たところ、当センターをご紹介いただきました。 建物は、元々きれいにお使いで、必要に応じてリフォームも行っていたようですので、実際見ると築年数を感じさせないご自宅でした。