このセミナー・相談会・イベントは終了しました。
たくさんのご来場を有難うございました。
綜合ユニコム様主催の、空き家セミナー「空き家の利活用・収益化戦略研究」にて当センターの代表理事が講演をさせて頂きました。
当日は、三時間半の長丁場のセミナーでしたが、空き家の現状と今後、空き家の実態など細かく説明を行った上で、当センターが設立してから約3年間の活動を、空き家管理サービスや活用の事例についてお話しました。また、『空き家の所有者の立場になって考えてみる』ことが最も重要だという発言に、参加者ははっとした表情をされ、真剣な眼差しで聞いてくださりました。
最後は質疑応答で、空き家バンクについて、収益化できないエリアの空き家管理についてなどご質問をいただき回答いたしました。
■ご案内■
現在空き家は全国に820万戸、今後も人口減に連動し、戸数は増え続けるとされています。
「空家等対策の推進に関する特別措置法」が2015年5月全面施行され、適切な管理が行なわれていない空き家を「特定空き家等」と認め、市町村が除却、修繕、立木竹の栽培などの措置の助言や指導、勧告、命令が可能になるなど、国をあげて空き家対策に乗り出してきています。その管理や所有者の課題整理、利活用、売却、買取再販など不動産事業者のビジネス機会も広がりをみせています。
本セミナーは、空き家対策の推進における近況や課題を整理したうえで、不動産事業者にとって事業機会となる「管理」「活用」「再販」「収益化」のビジネス創造や戦略を具体事例を通じて学んでまいります。
近々1,000万戸にもなるとされる空き家を、適切に管理・整理していくのに、市区町村からも不動産事業者の専門性あるスキルに期待が寄せられています。ビジネスチャンスをつかむための実践事例を学ぶセミナーとして開催してまいります。
■セミナープログラム&タイムスケジュール■
※随時休憩を挟み進行いたします。
1)空き家の現状と課題
――空き家市場の現状と今後。不動産事業のビジネスチャンスはどこにあるのか
1. 空き家の実態
2. 空き家をめぐる問題と市区町村の対応
3. 関連法務の概要
・「空家対策の推進に関する特別措置法」の概要とその後
・「利活用促進法」の概要と空き家バンクの役割
4. 空き家を活用した関連ビジネスの最新動向
――管理、仲介・再販、賃貸、リユース、街づくりなど
・ 法整備により、どのような事業チャンスが生まれたのか
5. 空き家ビジネスのチャンスを前に、留意すべき事項とは
2)「特定空家」としての評価軸、利活用の判断基準をどうみるか
1. 市区町村が悩む「特定空き家」への評価基準とは
2. 空き家の利活用の方法とその判断基準
3)具体事例を通じた空き家利活用・収益化戦略
――NPO法人 空家・空地管理センターの事例から
1. 管理
・ 空き家・空き地の管理を価値ある収益不動産へ変える
「月100円管理」の概要と今後のビジネスモデル
建物の維持管理を行なう「しっかり管理」
2. リノベーション・リフォーム・再販
3. 一括借り上げリノベーション・賃貸
4. 新ビジネス展開
――シェアハウス/ソーシャルコミュニティハウス/民泊
5. 隣接民家への再販
6. 空き家ビジネスの今後の事業展開
4)質疑応答
NPO法人 空家・空地管理センター 代表理事
北斗アセットマネジメント株式会社 代表取締役
上田 真一
1984年生まれ。米オハイオ州立大学卒業後、ベトナムでの不動産事業を経験ののち、帰国して、リクルート入社。住宅設備に関する情報発信・営業に当たる。その後、家業である不動産企業の北斗グループに入社し、事業用不動産売買や賃貸不動産の開発などの取り扱いに従事。営業を進めるなかで、行政より相談の多い空き家・空き地問題に着目し、2013年NPO法人空家・空地管理センターを設立。空き家の管理業務を行ないながら、売却などの活用提案を行なっている。
開催日 | 2016年9月15日(木) 13:30-17:00 |
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会場 | アイビーホール(東京都渋谷区渋谷4-4-25) |
費用 | ◇1名様のお申し込みの場合 41,040円(1名様につき) (消費税および地方消費税 3,040円含む) ◇同一申込書にて2名以上参加の場合 38,880円(1名様につき) (消費税および地方消費税 2,880円含む) ※テキスト、コーヒー代を含む。 |
主催 | 綜合ユニコム株式会社 |