建物は長く使わない状態が続くとどんどん傷んでしまいます。湿気や害虫・害獣の発生、埃などで、すぐに人が住めなくなってしまうため、建物を長持ちさせる一番のコツは人が使い続ける(人に貸す)ことです。賃貸にするには、建物の状態によってはすぐに人に貸すことができたり、リフォームが必要だったりします。思い入れのある実家を壊すことが出来ない、将来、実家をどう利用するかまだ決まってない場合は、空き家の期間は誰かに住んでもらい家賃収入を得ることができます。
このページでは、実際に、空き家だった建物を人に貸した活用実例をご紹介します。
AKARI(あかり)~空き家を借り上げサブリース、街の活性化へ~
借上げを行うのは、主に賃貸物件化するのに数百万円の初期投資が必要な空き家です。もちろん、事業者は投資に見合った収益が上がるよう、賃貸戸建や店舗として空き家を人に貸して運用します。その間、空き家の管理は事業者と入居者が行うため、管理の手間や近隣からのクレームに悩まされることもありません。そして、契約期間が終了すれば、設備投資がされた以前よりもキレイな空き家が戻ってくるというものです。
ご相談者さまは50代の男性で、戦前に建てられたご実家を相続された方でした。 思い出の詰まったご実家を手放す気持ちにはなれず、売却以外の方法を探しておられました。 ただ、問題は管理の負担。月に1回、片道2時間かけて草刈りや見回りに通われており、ご近所からは草木の越境についてクレームも。ご相談いただいた夏の時期には、草木が生い茂り、道路やお隣の敷地にまで雑草が侵入している状態でした。 建物自体は趣があり魅力的でしたが、老朽化が進み、すぐに貸せる状態ではなく、リフォームも費用面から難しいという状況でした。
ご相談いただいたのは、長年空き家になっていたご実家についてでした。相続前のため活用はできないものの、管理には困っておられ、現地確認を兼ねてお会いすることに。外から見ると草木が生い茂り、いかにも空き家といった様子でしたが、室内はきれいに保たれていました。「相続したら活用したい」とのことでしたが、それまでの管理方法に悩まれていました。
お母さまの死去により、築30年以上の実家を一人で相続された相談者さま。相続自体に問題はなかったものの、「思い出の詰まった家を手放したくない」という強い想いがあり、しかし活用方法がわからず、当センターにご相談いただきました。 現地を確認すると、屋根や外壁は数年前に塗装されていて良好な状態でしたが、家の中にはまだ遺品や仏壇が残されている状態。長年空き家だったこともあり、内装の傷みも目立っていました。
4年前に建て替えたばかりの埼玉にあるご実家が、お母様の他界とお父様の長期入院により、家は無人の状態に。相談者である息子さまは九州在住で、自身の生活基盤も既にあるため、地元に戻る予定はないとのことでした。 とはいえ、「新しく建てた家を手放すつもりはない」「このまま放置するのは避けたい」という強い思いがあり、どう活用すべきかと迷われていました。 また、お父様の入院費も必要となり、家の有効活用が急がれていました。
ご不安・お悩み別に当相談窓口で解決した
事例をご紹介します。