続いて、屋内での作業となります。
まずは箒やハタキを使用して、屋内の掃除を行います。
チェックポイント
掃除が終わったら、屋内に異常がないかしっかりと確認しましょう。
天井や床を確認し、雨漏りしていないか確認します。
部屋の四隅や増築部分の接合箇所で起こりやすいですので、注意して確認してください。壁などは目で見るだけでなく、実際に触って確認しましょう。
チェックポイント
また、ふすまや押し入れなどの建具も全て動かして問題なく動くか確認しましょう。
チェックポイント
長期間水道を使用しないと、排水管の中野水が蒸発し、下水から悪臭が登ってきてしまうことがあります。
水道が使用可能な場合は、1分程度水を流しておきましょう。
もし水道を止めてしまっている場合は、排水口に蓋をしておきましょう。
チェックポイント
帰宅する際は開けた窓をすべて閉め、しっかりと戸締まりを確認してから帰宅しましょう。
チェックポイント
収納やタンスを一段一段開けて湿気を取り除く必要があるなんて知りませんでした。
また、脚立を押さえてもらいながら、軒裏を見ると、以前から指摘を受けていた腐敗を自分の目で確認することができ、対処法方を考える必要性を感じました。
今回は、実際に実家の管理を体験してみて大変でしたが、たまにの親族の集まりもあるため、兄弟で手分けし、月に一回は実家の点検を行いたいと思います。
空き家の管理は、最低でも毎月1回、継続的に行うことが大切です。しかし、ご自身での管理が徐々に負担となり、管理を行う回数が減ってしまい、最終的には放置してしまうケースが多い事も事実です。
空き家はご自身で管理する以外にも、『管理を委託する』という事もできます。
もしご自身での管理が負担になってきた場合は、NPO法人 空家・空地管理セン ターまでお気軽にご相談ください。