空き家の維持管理は費用が掛かるだけでなく、想像以上に労力や時間も掛かる作業です。
例えば、ご自身で管理を定期的に行う場合には、多忙な日常生活の中から空き家所在地へ通う時間や、現地での清掃・点検などに要する時間をまずは捻出しなければなりません。更にはそれに要する労力も発生します。
具体的なものとしては、以下のようなものが挙げられます。
現住所と空き家の所在地との距離によって異なりますが、一般的には車や電車・飛行機で移動する必要がある場合が多いかと思います。
特に休日に車で通うとなると、交通渋滞などにより多くの時間をとられてしまいますし、新幹線や飛行機での移動が必要な場合は相応の交通費や宿泊費なども生じてきます。
現地で行う必要のある主な作業は、建物の通気や点検、掃除などです。
全て自分ひとりで行うとなると、敷地や建物の広さにもよりますが1時間程度は必要になり、場合によっては害虫の糞の処理や死骸の掃除なども行う必要があります。
補修・庭木の剪定等の必要がある時は、依頼業者を探すところから始めなければなりません。今ではインターネットで検索すれば複数の業者が見つかりはしますが、その中で信頼できる業者を選び出す必要があります。また、費用の妥当性を確かめるために複数の業者へ見積り依頼をするとなると、更なる労力が生じてしまいます。
依頼する作業によっては、作業当日の立会いが必要になる場合もあります。立会いの時間は拘束されてしまいますが、目安として数時間は見ておいた方が良いでしょう。
このように空き家を維持すること、更に自分で管理するには多くの時間と労力、そして費用が必要になります。当センターでは、空き家所有者の方に生じるこのような時間、労力、費用を抑えるための管理代行サービスも提供しております。
空き家の管理でお困りの際は、是非一度、当センターへお気軽にご相談ください。