空き家問題を解消していくには、売る、貸す、壊す、直すといった活用の促進が欠かせません。ただ、多くの所有者はどの活用方法が最適であるかが分からず、また相談できる人もいないといった課題があります。活用方法は所有者の状況や活用の目的、投資額などによって異なります。
当センターでは累計200件を超える空き家の活用実績があり、自治体や各分野の専門家とともに所有者に対して活用に関する助言を行っています。
空き家活用が進まない大きな要因として、活用するための投資負担が重いという問題がありました。人に貸すためには外壁や屋根の改修、水回り設備の交換など数百万円の初期投資が必要となるケースが多いためです。
当センターでは空き家の活用を促進するため、北斗ソリューションズ株式会社(外部リンク)と協力して、投資を負担せずに利用できる空き家活用として「AKARI(あかり)」(空き家借り上げ制度)を開発しました。事業会社が空き家を3~7年間借上げ、大規模なリノベーションを行った上で、賃貸戸建や店舗、民泊などの活用を行うというサービスを利用した活用事例をご紹介します。
「AKARI」の第一弾として、東京都三鷹市のJR中央線「三鷹駅」から徒歩11分の場所にある、戦前に建築された空き家を5年間借上げ、内外装にリフォーム を施した上で「AKARI三鷹」として賃貸戸建化します。純和風建築の雰囲気はそのままに、水回り設備の交換や、破損個所の修繕などを行いました。
その他、「売却」「賃貸」「リフォーム」「解体」などの活用を行い、空き家を有効活用した実例をご紹介します。
空き家はもちろん「売却」することが出来ます。空き家をそのままの状態で売却する、空き家を解体して売却する、宅地造成して販売するなど、不動産の状態によって様々な方法があります。売却することで、管理する手間や固定資産税を支払う必要がなくなるため、思い入れのある実家だけど、将来、住む予定がないので売却しようか検討している方が多いのが実情です。
実際に、空き家を売却した活用の実例をご紹介します。
建物は長く使わない状態が続くとどんどん傷んでしまいます。湿気や害虫・害獣の発生、埃などで、すぐに人が住めなくなってしまうため、建物を長持ちさせる一番のコツは人が使い続ける(人に貸す)ことです。賃貸にするには、建物の状態によってはすぐに人に貸すことができたり、リフォームが必要だったりします。思い入れのある実家を壊すことが出来ない、将来、実家をどう利用するかまだ決まってない場合は、空き家の期間は誰かに住んでもらい家賃収入を得ることができます。
実際に、空き家だった建物を、リフォームし人に貸した活用実例をご紹介します。
物は誰も利用しなくなると急速に老朽化が進みます。また、雨漏りやシロアリ被害の発見が遅れ、倒壊の危険性がある空き家も少なくありません。一般的に老朽化した建物がある土地より、更地の方がより早く、より高い価格で売却することができることがメリットとしてあげられます。そのため、利用する予定が今後も無い場合は、空き家の解体を選択肢の一つとして検討する方が増えています。
実際に、建物を解体した実例をご紹介します。
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