これまでご相談いただいたお悩みとそのお悩みをどのように解決したのかご紹介します。
11年前に、ご相談者は独身だった弟さまの自宅を相続。ご相談者はご自身の自宅があり、相続した弟さまのお家に住む予定もなかっため、掃除や建物の管理を行っていませんでした。弟さまがご自身で作られた一部コンクリートブロックや地下室があり、室内は、脚立やバケツ、自転車までもが散乱しており、人が住めるような状態ではありませんでした。ご相談者は息子さまに、空き家の問題を残したくない、という思いで5年前に「売却」をする決断をし、別の不動産会社さんに相談しましたが、金額の折り合いがつかず、そのままどうしようかと途方にくれていたようです。
ご相談者さまは70歳台で板橋区在住。弟さまが亡くなり、埼玉県所沢市にある築42年のご自宅を相続しました。相続したものの、どうしようか所沢市役所に相談たところ、当センターをご紹介いただきました。 建物は、元々きれいにお使いで、必要に応じてリフォームも行っていたようですので、実際見ると築年数を感じさせないご自宅でした。
ご相談者さまは、東京都世田谷区在住。埼玉県所沢市の実家を相続し、実家は空き家となっていました。他のご兄弟は相続放棄、相談者さまは10代から家を出ており、ずっと実家には帰っていなかったようです。 相談者さまは、既に都内で生活しているため、将来的に所沢市の実家に戻る予定はなく、空き家となっている実家をどうしようか、と悩んでいたところ、市役所から手紙が届き、道路に竹が伸び垂れ下がっているので対処してほしい、と近隣からのクレームがあったという内容でした。また、家の中は、靴のままでしか入れないようなゴミ屋敷状態で、市役所で見かけた当センターのパンフレットを見て、お電話でご相談を頂きました。
広い庭がある空き家で、庭は綺麗に除草されていましたが、建物には蔦が絡まっている状態でした。また、大きな柿の木が植えられており、お隣さんからは毎年落ちた柿が庭を汚し、落ち葉は雨どいを詰まらせて困っている、との苦情もありました。
ずっと空き家だった実家の管理に困られていたKさんからご相談いただき、現地で待ち合わせして中を見せていただくことになっていました。草木に覆われてしまっていたご実家はいかにも空き家という見た目でしたが、室内はキレイな状態に保たれていました。相続が起きたら活用したいけれど今はできない、との事でした。
駅から徒歩3分ほどの場所にある大きな実家の活用方法で揉めていらっしゃいました。兄弟4名での相続でしたが、そのうち1名が売却に同意していなかったのです。ただ、庭だけでも200坪近くあるため、管理の手間は膨大で毎年苦労されていたそうです。建物も老朽化がどんどん進んでいく現状を何とか変えたいとご相談いただきました。
敷地600坪もある大きな空き家は10年以上も放置されていたため、最初に訪問した時は林のように木々が生い茂っていました。草をかき分け入っていくと、そこには老朽化し、崩壊しかけた空き家がありました。屋根は抜け落ち、外壁は崩れ、家の中はもう人が住める状態ではありませんでした。誰かがそこでたき火をしたのか、家の脇には焼け焦げた跡もありました。
お母さまが亡くなり、一人娘である所有者さまが相続されました。一人での相続だったため揉め事はありませんでしたが、活用方法が定まらないと当センターにご相談いただきました。ただ、思い出の詰まった実家をできれば売りたくないと。 早速、現地を見させていただきましたが、空き家の中にはまだ家財や仏壇などが残っている状態でした。遺品整理は本当に必要なものだけを残していただき、残りは廃棄処分することをご提案しました。また、建物の外部(外壁と屋根)は数年前に塗装をしており良好な状態だったため、内装をリフォームして賃貸戸建として運用することになりました。
近隣からのクレームが多くて困っているというご相談だったのですが、実際に現地を見てみるとそこまでひどい状態ではありませんでした。建物は確かに古くはありましたが、建材が飛んでいってしまいそうな状態でもなく(多少はありましたが)、お庭のお手入れもされており、そこまでひどいクレームが入る様な状態ではありませんでした。