これまでご相談いただいたお悩みとそのお悩みをどのように解決したのかご紹介します。
空き家は老朽化がかなり進んでおり、倒壊の危険性が高い状況でした。長い間、雨漏りとシロアリ被害を放置してしまっていたため、床や壁、天井が崩れてきている状況でした。また、窓も鍵がかからなくなってしまっており、空き家の中には誰かが捨てたお酒や建物のゴミ、花火の跡までありました。このままでは特定空き家に指定されてしまう恐れが高く、すぐにでも解体することをご提案しました。
同市内に住み替えをされ、その後約10年間空き家の状態。室内は当時の荷物がそのまま残っておりご自身での片付けもままならない状況でした。お庭にも荷物があり野良猫が住みつき糞害などがありご近所へもご迷惑をかけている状態でした。
築38年になる空き家に関するご相談に来られたのは、高齢になる所有者様の義理の娘さんでした。 現在の空き家に元々お住まいになられていたお義母様は、数年前から高齢者施設に入所しており、住んでいた家は庭の草木が伸び障子は破れたまま。 室内には生活していた当時の荷物がほぼそのまま残されており、これでは近隣にお住まいの皆様もきっと不安に思われているだろうという感じの佇まいでした。
2年程前に150坪の土地を兄弟で半分ずつ相続された土地でした。 しかし弟様は30年程前から親名義の土地に自分の家を建てて住んでおり、残りの半分のお兄様名義の土地も自宅の庭として使用してしまっておりました。 この度、お兄様が持分を所有している土地にご自宅を建てようと思い弟様に相談したところ、弟様が反対されて、兄弟喧嘩にまで発展してしまったというご事情でした。 この事が原因で兄弟間で一切会話をしないほど関係が悪化してしまっておりました。
お兄様と妹様で埼玉県鴻巣市にあるご実家を相続。既に分筆登記をされていて、お兄様は約92坪、妹様は約80坪とそれぞれに広大な土地を所有されていました。後々売却する予定ではあったものの、お兄様は海外勤務で妹様も神奈川県在住だったため、少しずつ私物の整理などをしているうちに、約8年もの月日が経過してしまったそうです。初めて現地を訪れた際には、閑散として誰の目からみてもすぐに空き家と分かる状態でした。
お母様が施設に入所されてから約2年程、ご実家が空き家の状態でした。 室内はお母様が住んでいらっしゃた当時のままで、荷物も多く、ご相談者様もどこから手を付けていいのか分からず、庭の木も道路にせり出してしまい、ご近所の方へご迷惑をかけている状態でした。ご相談者様のご自宅からご実家までは車で約3時間程かかる為、なかなか実家に通って、誰も住んでいない実家を適切に管理することができませんでした。又、駐車場はなく、前面道路が狭く駐車も出来ない為、片付けもままならない状態でした。 度々ご近所の方からもお電話が入るのですがなかなか対応ができず、火事や地震などで取り返しの付かない事になったら大変だと認識されていたため、大変ストレスを抱えこんでいらっしゃいました。
お母様が病気で亡くなられてから、東京都東村山市にある実家をお二人の息子様が相続。それぞれに持ち家があったため、そのまま空き家の状態になりました。お二人とも将来的に住む予定もないため売却したいと考えておりましたが、大量の生活用品や家具が手つかずのまま残っており、遺品整理や片付けに時間のかかる状態でした。
両親が他界し4年前から、愛知県名古屋市で空き家の状態。相続時はあまり考えもなく兄弟3人の共有名義にされたそうです。その後、管理や売却の事などで諍いが増えだんだん実家には誰も寄り付かず、管理も行き届かなくなってしまいました。 ご長男様からのご相談で、ご自身達の年齢も考え次の世代へ負の財産を残さないために何とか解決したいとのご希望でした。
空き家。お母様が、長くおひとりで暮らしていらっしゃった実家を姉・弟のお二人で相続なさいました。お二人にとって思い出深い実家。しばらくはご自身たちでお掃除や風通しをしていらっしゃったのですが、お姉さまが腰を痛めて以来管理がままならず、ご相談を承りました。