認知症で施設にいるお母様が所有するご実家を、ご長男さまが1~2ヶ月に一度、現地へ足を運び管理を続けていましたが、近隣住民からは「管理が行き届いていない」とたびたび苦情を受けていたそうです。
一時は売却も検討したものの、不動産会社から「所有者が認知症では売却はできない」と説明され、諦めざるを得ませんでした。そこで、管理の手間とご近所への影響を考慮し、空き家管理代行サービスの利用をご希望され、当センターへご相談いただきました。
まずは、月に一度の巡回による空き家管理代行サービスをご契約いただき、近隣への影響を抑える体制を整えました。その後、相談を重ねる中で、「母の預金が少なくなっており、施設費用が今後心配だ」という新たな課題が浮かび上がりました。
そこで私たちは、連携する司法書士をご紹介。ご長男さまを成年後見人とする家庭裁判所への申立てをサポートしました。無事に後見人として認定された後、空き家の売却に必要な家庭裁判所の許可を得て、最終的に売却へとつなげることができました。
「売却は無理」と思い込んでいた実家の空き家でしたが、成年後見制度を活用することで、正式に売却することができました。
「実家の売却ができなければ、母の施設費用などを払えなくなるところでした。売れないと言われて諦めていましたが、相談して本当に良かったです。ありがとうございました」と感謝のお言葉をいただきました。
※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。