2016年5月17日 公開
2016年5月17日に品川区内にあるゴミ屋敷に対し、空き家等対策の推進に関する特別措置法(空き家特措法)と品川区空き家等の適正管理等に関する条例(品川区空き家条例)にもとづいて代執行が行われたようです。
問題のゴミ屋敷は人が住んでいない空き家となっており、敷地内にはゴミが溢れている状態だったとい事です。
加えて壁の崩落などもあり、住民による署名運動も行われていたとの事です。
品川区は行政代執行を行いゴミを撤去した後、外壁と柱を補修する予定との事です。
空き家特措法による行政代執行で危険な空き家を解体する事例は全国で行われ始めていますが、ゴミ撤去の行政代執行はとても珍しいケースです。
また、空き家特措法と空き家条例にもとづいての行政代執行というのもポイントです。
(品川区空き家条例には放置廃棄物に関する規程があります)
今後も各自治体の法律の運用には注目が集まるところです。