2016年4月19日 公開
先日、熊本地方を震源とする大地震が発生しました。最大震度は7(マグニチュード6.5)を記録し、大変大きな被害をもたらしました。
まだ被害の全容は把握されておりません。
被害に遭われた方へ、スタッフ一同心よりお見舞い申し上げます。
当センターの本部のある埼玉や相談センターのある東京都でも小さな揺れを感じることはありましたが、大きな影響はありませんでした。
現地の様子はTVの中継やインターネットで確認することが出来ましたが、多くの家屋が倒壊、破損しているのが見て取れました。
これをきっかけに『地震保険』への関心が高まった方も多いのではないでしょうか。
地震保険とは簡単に説明いたしますと、地震、噴火、津波による損壊などの損失を補償する保険で、保険の対象は居住用建物のみとなっています。
少し違和感を覚えますが、実は地震による火災は火災保険の保証対象外となっていません。
そのような損害は地震保険にて補償されることとなっています。
また、大きな特徴として、地震保険は火災保険とセットで加入する必要があり、地震保険のみの加入はできませんので、通常は火災保険加入時に一緒に申し込事になります。
※一部少額短期保険で単独加入の商品もございます
逆に言えば、空き家であっても火災保険に加入可能な状態であれば地震保険にも加入は可能となります。
保険料はその建物が建っているエリアや建物の構造によって異なります。各保険会社でWEB上での簡単な見積もりが可能となっておりますので気になる方は一度お試しいただければと思います。
地震保険から支払われる保険金は『地震保険に関する法律』で火災保険の保険金額の30~50%と定められていますが、建物で5000万円、家財で1000万円が上限となっています。
保険金は被害の状況により、全壊・半壊・一部損のどれかに判断され、決められた割合で保険料が支払われる仕組みとなっています。
地震保険は火災保険申込時に原則付帯する事とされていますので、気になる方は保険証書を一度ご確認されることをお勧めいたします。
空家・空地管理センターでは空き家に関するご相談を広くお受けしております。
地震保険に関するご相談もお気軽にご相談下さい。