2014年8月8日 公開
平成25年度 住宅・土地統計調査によると全国の空き家の数は年々増加しております。
平成20年度の調査では756万戸だった空き家数は25年度調査で820万戸まで増加しました。
空き家の総戸数の推移をグラフにまとめると以下のようになります。
平成10年度が約580万戸ですので、15年間で240万戸増加している事になります。
次に全国の空き家率です。
平成10年度では11.47%だった空き家率が15年で13.52%へ上昇しています。
空き家率の高い都道府県を見ると
一番空き家率が高いのが山梨県で約22%、続いて長野県で約19.7%、和歌山で約18%となっています。
『その他の住宅』の割合が高い都道府県を見てみると、一番割合が多いのは鹿児島県で約11%、
次に高知県・和歌山県で約10%と続きます。
また、空き家率が全国1位だった長野県が入っていないのは
長野は別荘地なので、空き家率22%といっても多くの2次住宅が含まれていたためと考えられます。
更に空き家の総戸数に占める「その他の住宅」の割合の多い都道府県を見てみますと、
鹿児島県・島根県が約64%にもおよび、空き家の2/3が「その他住宅」となっています。
※総務省「住宅・土地統計調査」より
発表された数値から様々なことが読み取れそうです。
統計調査の確報がでましたらまたブログでお知らせいたします。