2017年2月4日 公開
2017年2月2日の午後6時頃から、NHKラジオ第一の「先読み!夕方ニュース」に生出演しました!
テーマは「急増する空き家問題 対策は今」でした。なぜ空き家が急増しているのか、そしてその問題に対する自治体の動きは、など畠山さん黒崎さんの両キャスターと解説委員の合瀬さんと一緒にトークしました。さらに、京都市の空き家担当者である矢田部さんも電話でご出演。京都市独自の空き家対策として、ゲストハウスとして京町家の空き家を回収する際に利用できる補助金などのお話がありました。このように独自の空き家対策を行っている自治体もあれば、住民からの苦情・要望に対応するだけで精一杯という自治体もいます。この番組を聞いて自治体による空き家対策の難しさや住民を巻き込んだ空き家対策といった部分に関心を持っていただけたら嬉しいです(下記の番組ホームページで番組を聞くことができます)
先読み!夕方ニュース ホームページ(外部サイト)
先読み!夕方ニュース リスナーからのコメント(外部サイト)
番組の中ではリスナーの方からの意見募集をされていて、山間部にある実家を500万円かけて解体をされたという方からもメールがありました。解体されたリスナーの方は、老朽化していく実家を見るのが忍びなかったそうです。これだけの費用をかけてでも、所有者の責任を果たされたリスナーの方は本当にすごいと思います。
このように解体費用は田舎のほうが高くなる傾向があることをご存知でしたか?解体業者は街中に事務所を構えていることが多いため、山間部になると現地まで移動する手間や費用がかかるのと、建物が比較的大きいことが要因です。そのため、首都圏では一般的な戸建住宅(床面積30坪程度)の解体に100~200万円程度となることが多いですが、山間部の一般的な戸建住宅(床面積50坪程度)の場合、解体に200~500万円程度かかってしまうのです。