2016年9月15日 公開
2016年9月14日(水)に第1回東村山市空家等対策協議会が開催され、会長である東村山市長の渡部尚さまより当センター代表理事の上田真一が協議会副会長に任命されました。
会合ではまず、東村山市が行った空き家実態調査に関する事務局からの報告がありました。東村山市の調査によると、市内の空き家は457件。そのうち、約95%が「木造」であり、約48%が「屋根・塀・バルコニーなどの一部破損」がある状態でした。また、約66%で草木の繁茂が見られ、約15%は道路や隣家への越境が認められました。所有者へのアンケート調査では、空き家の管理は約96%が「所有者及び家族等」が行っており、代行業者を利用しているのは僅か約2%に留まりました。
その後、各委員が報告から感じた東村山市の課題についての発表があり、所有者側の事情や、地域問題としての側面など、さまざまな視点から意見が出されていました。時間の制約もあり委員間での議論までは至りませんでしたが、次回以降は東村山市が抱える空き家の問題、そしてそれをどう乗り越えていくか、当センターも積極的に議論に参加しながら解決策を見出していきたいと思います。
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